16.
話し手:代表取締役 渡邊
前回あれこれ15では、流行と家づくりの本質についてお話を伺いました。今回part2では、話はさらに本質へ。
地域に根づいた風土や町並み、そしてソーラーパネルが広がる景観について、代表が思いを語ります。
家を建てる人って、そこまで深く考えてない人も多いのかなって、若干思ったりするんですけど
ちょっと話は違うかもしれないけどさ、もったいないよね。この年になってというか...、すごく思うな、もったいないなぁって。家もそうだけどいろんなことがね。なんだろうな、やっぱりその土地 その土地に固有の風土があるはずなんだよね。沖縄と北海道で風土が違うように。そこまで離れなくても東北福島と東京では違うはずだよね。気候が違えば風土風習も違うし、物理的な土地の大きさも違うしね。「流行り」で言ったらとにかく日本全国 画一的になっていると思うけどね。間取りが何通り?1,000通り?から選べますってあるけど、いやいやそんな選べるからいいってことじゃないでしょって。
その地域の昔からの風土とか風習とか特色ね。それって自分たちが思っている以上に大切なことだったんじゃないかなと最近思うよ。古臭いとか煩わしいって思うかもしれないけど、でも本当はそれこそ最近声高に言われる多様性なんじゃないのって思うけど。方言も含めてね。多文化共生だとか多様性だとか言うんだったら、それぞれの地域性や地元の特色、方言含めた言葉が1丁目1番地じゃない?東京は東京、四国は四国、東海は東海、東北は東北でいいじゃん。福島は福島ってそれぞれの風土とか風習ね。家だけとりあげたって、東京で建てようが福島で建てようが静岡で建てようが名古屋で建てようがほとんど一緒って...。面白くもなんともない。それは家に限らずね。意図的にみんなを均一化して平均化して違いを極力なくす方向にもっていってる。
それはなんでか、何故そうしようとしてるのか?その方が楽だからだよ、管理する方は。マーケティングとかも楽。そういう風に違いをなくした方が。みんな同じにしてしまって。ネットやSNSが普及し、情報が誰でも簡単にたくさんとれるようになったし、様々な考え方を知ることが出来るようになった。でも逆に人の価値観や価値基準をならす、均一化して誘導する、よくも悪くも民意や流れをつくる、ある意味洗脳するにはもってこいのツールだよ。お、やばい話か?(笑)一方で風土とか風習、特色、本当の魅力ってなかなかネットやSNSなど情報だけでは分からない、伝えられないんだよね。体感や体験、経験、そして長い年月を経て受け継がれてきたものだし、その土地、所謂風土と根付いている、紐づいている事柄だから。でもだからこその特色だし独自性だよね。他所では真似できない、圧倒的な独自性だしある意味でそこにしかない価値。まあ、そういう話をする場所じゃないけど。(苦笑)
確かに24時間365日お店があって、そこに行けば何でも買えて、お金さえあればね。確かにそれは豊かなのかもしれない。でも本当に豊かなのはきっとさ、青森に行ったら青森の特色のあるお店、青森の特色のある町並みがあって個人の商店街があって...。福島には福島の商店街、町並みがあって、 東京には東京の町並みがある。それぞれの地域地域がそこの独自の文化を持って衣食住がちゃんと成り立ってる。その地域地域で経済と人の生活、営みが成り立つ、ということが本当の意味で豊かな社会だと思うけどね。以前の日本は今よりずっとそういう国だったんだけどな...。大企業、ある程度資本のある企業のお店でしか成り立ってない社会、個店(個人商店など)が成り立たない町って、それって本当に豊かなのかね??まあ、今の経済、資本主義の尺度で判断すれば、豊か、なのかもしれないね。
で、無理やり(笑)家の話に引っ張れば、なんて言ったらいいのかな...。さっき言ったように流行のデザインがマンションみたいになってるってことは、地域の特色や気候風土が無視されているから、本当の意味というか、その地域地域に必要な違いがなくなっているってことじゃない?結果無理矢理違いを作るためにボックス型にしたりとか...。本末転倒だよね。そのボックス型はどこから来たの?いや、都心は別にいいんじゃない?そういうのがあっても別に違和感ないし。ただ、福島の田舎にボックス型の家って...。どうなの?福島も残念ながらマンションばっかり建ってるけどさ。もったいないっていうか...。どういう町、風景を将来に残したい、将来の財産にしたいんだろうね...。それが全くみえないよね。太陽光もさ、山の斜面に一面ソーラーパネル...。違和感しかない。車で走っていて景色一面にソーラーパネルが敷き詰められてる光景...、ぎょっとするのは俺だけなのかな...。それが美しいと思うのね??そもそも太陽光は自然エネルギーって...。山を切り開いて、豊かな生態系を破壊して挙句そこには他国メーカーのパネル類がずらりと並ぶ...。これが自然エネルギー??日本の、誇らしい未来のエネルギー??本気で子々孫々にこれが将来に残したい日本の風景です、誇りですって言えるのかね?
何の話?これ載せられるのかな?(苦笑)
Part3に続きます
18
part4では、便利さや手軽さの裏で私たちが見落としていることについて、代表が語ります。
17
前回part2では、地域の風土を無視した「流行り」のデザインについて、代表が率直な思いを語りました。今回part3では本当に価値ある建物とは何か。お話を伺います。
16
前回あれこれ15では、流行と家づくりの本質についてお話を伺いました。今回part2では、話はさらに本質へ。地域に根づいた風土や町並み、そしてソーラーパネルが広がる景観について、代表が思いを語ります。
15
今回は住宅の流行についてです。お話は外観から内装、お客さまとの打ち合わせ、そして家づくりの本質へと続きます。
14
前回に続き、「愛着」についてお話を伺っていきます。今回はオーナー様から実際に寄せられた「記憶に残っているお施主様とのエピソードはありますか?」というご質問に対して、 渡邊が率直に語ってくれました。
13
今回の「あれこれ」では、実際にお客さまから寄せられたご質問をもとに、「印象的なお客さまとのエピソードを交え、『愛着』とは何か」について 代表・渡邊に伺いました。
12
今回は、本題に入る前に少しだけ「プラン」にまつわる補足的なお話です。実際に家をつくる中で感じていること。そして、0からプランを練り上げる上で必要な力とそれがどれだけ貴重なものか...代表(渡邊)が問わず語りに話し始めます。
11
今回はブレイクタイム・おまけの会です。語られるのは設計の本質や、住まいづくりにおけるプランの重要性について。建築の仕事はプランだけではない...。それでも「基本プラン」が住宅の未来を左右する大きな出発点であることに変わりはありません。「建築」という仕事の本質は何か?改めて語ります。
10
「木材について part6.」では、自然乾燥や低温乾燥の木が持つ本来の特徴と、それを踏まえた建築の魅力について深掘りします。癖を見極め、動きを予測しながら家をつくる知恵や、木材に込められた文化と未来への代表の想いをお届けします。
09
木材についてのシリーズ第5弾として、乾燥低温の持つ木材本来の特性について、木の色や匂い、靭性といった魅力をどのように生かすか、高温乾燥との違いについて詳しく伺いました。
08
「木材について part4.」では、木材の選別に対する考え、特に低温乾燥機を使用して品質を保つ重要性や、材木屋さんのこと、個々の木材の「個性」を生かす思いを伺いました。
07
「木材について part3.」では、無垢材と集成材の違いや、木材の工業製品化による特徴の変化について代表に伺いました。
06
part2.では、国産材と外材の違いや価格変動、国産材不足の背景、木材資源の持続可能性や管理の重要性について代表が語ります。
05
今回は、木材についてです。材へのこだわりや、国産材を選ぶ理由、木の魅力、木への思いについて伺いました。
04
大工についてpart4、今回で最終回です。最終回では、社長の大工職への思いを伺いました。
03
大工さんに向いている人とはどんな方でしょうか?今回は、その適性や現代社会の中で求められる資質について伺います。
02
前回、大工という仕事に求められるスキルや、社長が考える理想の大工像についてお話を伺いました。part2では昔と今の大工さんの違いに焦点を当ててお話を伺います。
01
本物の木の家をつくる上で大工の腕や技術がいかに重要か...。代表が考える大工という職業について伺いました。